【お困りごと解決コラム05】「ホームページ記事作成に挑戦した私の体験談」

『何がわからないのか、わからない。』
困っていることは確かなのに、何を聞いたらいいのかわからない。
皆さんもそんな経験ありませんか。
私と同じような経験をして、困っている方に少しでもこの記事が役に立てばとの思いで
今回、このテーマで記事を書くことにしました。



ホームページ記事作成という新しいことに挑戦してみた私の話です。

私は、今期よりホームページ記事作成のメンバーに加わることになりました。
金属加工を生業とする弊社は創業100年を迎えた企業です。
自社をもっとアピールしたい、自社製品をもっと沢山の人に知ってほしい、
その目標のために新しい事に挑戦しています。

その一つが記事作成です。私は、そのライターとしての役割を与えられました。

執筆経験はありませんが、とにかく選ばれた以上は努力しようと考えました。
さて今の自分にできることってなんだろう?
そう考えた時、まずはミーティングで困らないよう、過去の議事録を読み、
報告動画を見て理解を深めようと試みました。

既に動いているプロジェクトへの途中参加。
普段とは違うプロジェクトメンバーとする仕事。当然不安でした。
知らない事だらけのまま参加するより、少しでも知っていれば、
それは自分自身のお守りになるし、不安を和らげてくれると考えました。

1.初めてのミーティングで感じた違和感

初めてのミーティングは、止まらない冷や汗が背骨伝いに流れていくのがよくわかりました。
馴染みのないカタカナの専門用語でどんどん進む上、
聞いたことがある言葉も全く頭に入ってこなかった。
下準備はそれなりにやった気でいたので、こんなにも理解できないなんて想像していませんでした。
冷や汗と共に終わったミーティング、初めての経験でした。
記事を書けばいい、と軽く考えていましたが、蓋を開ければ「ライター」の仕事の中に、
テーマ設定、トピック企画、市場調査分析などリサーチ内容が多分に含まれていました。
ここで今回の記事作成の難しさを初めて実感しました。

ホームページ記事は、読者に有用な情報を発信することに存在意義があり、
読者のニーズにあったものを作るためには、
テーマ設定や企画などしっかりと基礎を作ることが重要だとわかりました。

しかし、この時の私は受け身で、疑問も持たず、まるで他人事のように、何も思い浮かびませんでした。
目の前のことを何も掴もうとせず、それでいて何かおかしい気がして、
うまく考えられず、言葉にできませんでした。

『何がわからないのか、わからない。』

2.原因と対処方法

では、なぜ「わからないことがわからなかった」のか、私なりに整理してみました。
それが以下にあげる4つの項目です。
それではそれぞれの視点で原因と、どんなふうに意識を変えて行動していったかを
紹介していきます。

A. 特定の視点でしか見ておらず、全体を見る俯瞰的な視点が欠けていた。

まず1つ目は、指示された「記事を書く」ことだけがフォーカスされていて、
全体を見る俯瞰的な視点が欠けていました。

「ライター」として「記事を書く」ことが私の仕事で指示されたことでした。
その「指示されたこと」に固執して、「指示されたこと」に含まれないものは関係ない。
私の仕事ではない、と無意識に拒否していました。
自分が必要と判断したことしか見ない、自分が欲しい情報だけあればいい、
そんな勝手な取捨選択を行って、さらに狭い視点で物事を捉えたことも重なって、
『わからないことがわからない』を自ら招いたと言えます。
まさに「木を見て森を見ず」です。

実際に自分の仕事でそのような状態に陥ってしまったら、まずは落ち着いて視野を広げてみましょう。
私の場合は、プロジェクトメンバーに相談をして、
もう一度全体の流れを一から説明してもらい全体の形を少しずつ掴んでいきました。

B. 具体的なイメージができない言葉なのに、わかっているつもりになっていた。

2つ目は具体的なイメージができない言葉なのに、わかっているつもりになっていたことです。

コンテンツとして記事を書くにはリサーチが必要、とのことで、
「自社が発信したいことと顧客が知りたいことは違う」から「視点を変えること」が必要だと
教えてもらいました。
このことがなかなか理解できず、どういうことなのかイメージが出来ずに困っていました。
そこから自分の身の回りの人達との付き合い方に変換して考えてみました。
自分が話す時は、相手に自分の言いたいことを押し付けるのではなく、
相手の立場や状況をうかがいながら要件を伝えるように心がけていました。
すると、上記で教えられたイメージと繋がり、
顧客が「求めている」ことを知る努力の大切さがよくわかりました。

わからないことに対しては具体的な例を考え、自分が理解しやすい事柄に置き換えることによって
スッと頭に入ってきてイメージすることができ、納得できることを体感しました。
皆様もこのような状況に陥ってしまったら、一度自分の身近なものに例えて考えてみると
イメージをつかみやすくなると思います。

C. 見た・聞いた=わかった・理解した、という錯覚をしていた。

3つ目は、『見た・聞いた』ことが、『わかった・理解した』、という錯覚をしていたことです。

スライドや動画を見ただけでわかった気になってしまいました。
「字面だけ読んでいたから理解できなかった。字面は表面だ。表面を眺めたって意味はない。」
そこで私は制作した人の意図を読み取るということが重要だということに、ここで気が付きました。

D. わかるために自分でなんとかするべき、という思い込みがあった。

最後に4つ目ですが、わかるために自分でなんとかするべき、という思い込みがありました。

わからないなら教えてもらえばいいと思いながらも、
「言語化できないことを聞きに行っても仕方がない、
時間を割いてもらうからにはある程度考えをまとめてから質問に行くべきだと思い込み、
自分でなんとかしよう」と、その時は思ってしまいました。

自分で考えたり調べたりしたことは決してムダだったとは思いませんが、
今回の私のように「わからないことがわからない」そんな相談でも大丈夫だと思います。
「わからないことがわからない」というのは、誰にでもあることです。
そんなときは、他人に相談してみましょう。 話を聞いてもらうだけで、
気持ちが楽になったり、新しい視点やアイデアを得られたりすることがありますよ!

以上が、私がホームページ記事作成に挑戦したときに感じたことや学んだことです。

3.まとめ

ここまで、自分が「何がわからなかったのか、どんなふうに意識を変えて行動していくべきなのか」
についてお伝えしてきました。
私はまだ完璧な記事を書けるとは思っていません。 正解にはたどりつけていませんが、
少しずつでも成長していきたいと思っています。
もし皆様も同じような悩みを抱えているなら、 この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

<宮崎 有香>
Oリング整列供給ユニット部品調達担当。
ホームページ記事作成に日々奮闘中・・・
読みやすい文章でお届けできるように精進します。
2023年度よりライターとして参加。好きなジブリ作品は「風の谷のナウシカ」。
サイダ・UMSではホームページ記事作成など新しい事にも取り組んでいます。
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