医薬品原料 国際展(In-PHARMA JAPAN)6月28日(木)13:30 – 14:00で技術セミナーをおこないます(詳細情報更新)

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_DSC0765-3_R【セミナー】
フローケミストリーのメリットと世界動向およびフローマイクロ波装置の特徴と反応例
“Flow Chemistry Merits, Global Trend and Reaction Examples using a Flow-Microwave Apparatus”

【講師】
ジョシュア バーハム博士
Dr. Joshua Barham
産業技術総合研究所 電子光技術研究部門
分子集積デバイスグループ JSPS特別研究員
日時: 2018年6月28日(木) 13:30 ~ 14:00
会場: 東京ビッグサイト東4ホール内E-7会場

ジョシュアバーハム博士は、これまでGSKにて(1)可視光を用いた有機合成(2)フローケミストリーによる連続生産(3)遷移金属を使用しないカップリング反応について研究を行った。自作のLED照射フロー反応装置を用い、可視光を触媒に吸収させ、薬学的に有用な化合物の化学修飾反応の生産性を約1万倍向上させることに成功した。以上の成果は、2017 Reaxys Worldwide PhD Prize※のWinners(541人の応募から3人)を受賞するなど、その独創性は極めて高い評価を得ている。現在、産総研のJSPS特別研究員として、サイダのフロー型マイクロ波合成装置を使用している。

産総研プレスリリース 2018/04/12
「フロー型マイクロ波合成装置で有機材料の高効率合成が可能に」
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• フロー型マイクロ波加熱技術を発展させ低極性溶媒中でも高温反応が可能に
• 加熱で変化する溶媒の誘電特性に合わせてマイクロ波の周波数をフィードバック制御
• モデル反応としてフラーレン誘導体合成において、10倍の生産性向上を実証

J. Org. Chem., 2018, 83 (8), pp 4348–4354  DOI: 10.1021/acs.joc.7b03209