8年目・望月さんが語る、“支える力”で会社を動かす仕事
「働きやすい場所を探していた自分が、気づけば“会社を支える側”になっていた。」
「転職のきっかけは、シンプルでした。もっと休みが取りやすい、落ち着いた環境で働きたいと思ったんです。」
そう語るのは、入社8年目の望月さん。

前職では運送会社で労務管理を担当していましたが、
生活の拠点が変わったことを機に新しい環境を求めて転職を決意。
製造業という未知の世界へ足を踏み入れました。
「正直、最初はまったくの素人でした。だから現場の組立研修からスタートして、一から学びました。
部品の扱い方、工具の使い方、作業の流れ……。全部が新鮮でしたね。」
現場での研修を経て、現在は調達業務を担当。
今では会社の中核を担う存在として、現場と経営の“橋渡し役”を務めています。
「まずは雑用から」——信頼は足元から築くもの
望月さんのキャリアを象徴するのは、「雑用を率先して行う姿勢」です。

「掃除とか、材料置き場の整理とか、そういう“誰かがやらなきゃいけないけど、誰もやりたがらない仕事”ってありますよね。僕はそれを進んでやるようにしています。」
彼にとって、それは単なる掃除ではなく“チームが働きやすくなるための環境づくり”の一環です。
「周りが本業に集中できる環境をつくるのも、自分の仕事の一部。やって当たり前のことを、自然にやれるようにしたいんです。」
そんな姿勢が周囲に安心感を与え、次第に信頼を得ていきました。
「関係性を築くには、言葉より行動だと思うんです。頼まれる前に動く。それだけで相手の見方が変わります。」
「学ぶ姿勢」から「伝える姿勢」へ——次の世代へバトンを渡す
8年目を迎えた今、望月さんは後輩の育成にも力を入れています。
最初は自分が“教わる側”だったのが、いつの間にか“教える側”に。
「昔は“見て覚えろ”って言われることが多かったです。でも今の若い子たちは、見てるだけじゃなく、理由を知りたがる。だから僕はできるだけ言葉にして説明するようにしています。」
「なぜこうするのか」
「なぜ今これが必要なのか」
その一言を添えるだけで、後輩たちの理解度が格段に上がるといいます。
「伝えるって、意外と難しい。でも、相手ができるようになった瞬間って、本当に嬉しいんですよね。」
彼が目指しているのは、“背中を見せるだけでなく、言葉でも支えられる先輩”。

現場で培った技術と考え方を、丁寧に言葉で伝える姿は、まさに次世代の頼れる指導者の姿です。
「数字から逃げない」——責任を引き受ける覚悟
調達という仕事は、会社の要です。
部品を選定し、協力会社とやりとりし、納期や品質を管理する。
一つの判断ミスが全体の工程に響く、緊張感のあるポジションです。
「数字って、最初は苦手意識がありました。でも、逃げちゃダメなんですよね。自分が担当している仕事の価値を、数字で説明できないといけない。」
最近では、部長や上司からも経営的な視点を求められるようになり、より広い視野で仕事に向き合っています。
「同僚が退職して、自分一人で抱える責任が増えた時期もありました。でも、それがきっかけで“自分が支えなきゃ”って腹が据わったんです。」
周囲からの期待に応えたい——その思いが、彼の成長をさらに加速させています。
「会社の空気が変わった」——“上意下達”から“共に考える”へ
入社当初と比べて、会社の雰囲気は大きく変わったと望月さんはいいます。
「昔は“上の言うことは絶対”みたいな雰囲気がありました。でも今は、現場や若手の声もちゃんと聞いてもらえる。風通しがよくなったと感じます。」


新しい経営体制のもとで、社員の意見が前向きに取り入れられるようになり、現場全体が活気づいてきました。
その変化を“過渡期”と捉えながらも、望月さんはそれを前向きに受け止めています。
「上の世代と若い世代、どっちの考え方も理解できるのが、僕ら中堅世代の強み。橋渡し役として、どちらの立場も尊重しながらいいバランスをつくっていきたいですね。」
変化を恐れず、変化を支える。
その姿勢が、会社全体の成長を後押ししています。
「一歩先を考えて動く」——能動性こそ最大の成長エンジン
望月さんが後輩たちに繰り返し伝えているのは、「指示を待たない」ということ。
「上司って忙しいんです。だから“何をすればいいですか?”って聞ける人が伸びる。言われたことだけやっていたら、いつまでも同じ場所にいます。」
ただ受け身でいるのではなく、自分で考えて動くこと。
それができる人こそ、チャンスを掴めるといいます。
「僕自身も最初はわからないことだらけでした。でも、“とりあえず動いてみよう”と思って動いたら、自然と助けてくれる人が現れるんです。」
その経験があるからこそ、後輩たちにも「まず動け」と伝える。
行動することの大切さを、身をもって示しています。

「現場を知るから、提案ができる」——調達から広がるソリューションの世界
調達の仕事を通じて、望月さんは“現場の力”の重要性を再認識したといいます。
彼の部署では、部品の手配やコスト調整だけでなく、協力会社と連携して最適な製造プロセスを組み立てることも多いそうです。
「現場を理解していると、お客様に“こういう形でやると早くて安定しますよ”って提案ができる。そこが、調達の面白さですね。」
単なる調達担当ではなく、製造全体を俯瞰して最適化を提案できる存在へ。
いま望月さんが取り組んでいるのは、そんな“ソリューション型の調達”です。
「営業って、自分には向いてないと思ってたんです。でも、“どうやったらもっと良くできるか”を考えて提案するのは好きなんですよね。だから結果的に営業的な仕事もできるようになってきました。」
自分の得意を見つけ、仕事の幅を広げる——その柔軟さが、望月さんの大きな強みです。
「この会社の魅力は、技術の懐の深さです」
会社の魅力を尋ねると、望月さんは迷いなくこう言います。
「うちは“できること”の幅がすごく広いんです。組立、加工、設計、営業調達まで、全部自社で完結できる。これってなかなかないですよ。」
その技術力の高さと、多能な人材がいること。
そして、それを支える“人の温かさ”こそが、会社の一番の魅力だと語ります。

「社内の人間関係がいいんですよ。上司も後輩もフラットに話せるし、飲み会でもざっくばらんに相談できる。そういう距離の近さが、いい雰囲気をつくっていると思います。」
技術の強さと、人のつながりの強さ。
その両輪で、会社は前に進んでいます。
「やる気があれば、誰でもチャンスがある会社です」
最後に、これから入社する人たちへのメッセージを聞いてみました。
「うちの会社は、自由度が高いです。やりたいと思えば、挑戦させてもらえる。だからこそ、“自分から動ける人”にはどんどんチャンスが巡ってきます。」
「レールは用意されていません。でも、自分でレールを敷ける環境があります。」
その言葉には、8年間で積み重ねたリアルな実感が込められていました。
「僕も最初は、何もできなかった。でも、地道にコツコツやっていたら、気づけば会社を動かす側に回っていた。だから、新しい仲間にも伝えたい。
“雑用でもいい。小さな一歩が、いつか大きな成長につながる”って。」
【あとがき】
取材を終えて感じたのは、望月さんの言葉ににじむ“静かな情熱”でした。
派手な成果を語るのではなく、誰かのために動くことを当たり前のように続けてきた8年間。
その積み重ねが、今の会社を形づくっているのだと思います。
「環境を整え、みんなが気持ちよく働けるようにしたい」——そう話す望月さんの表情は、とても穏やかで誇らしげでした。

仕事とは、目の前の人を支えること。
その信念が自然体のまま息づいているのが印象的です。
この会社には、そんな“想いで動く人”たちがいます。
静かに、でも確かに。人と人との信頼を積み重ねながら、次の時代へバトンをつないでいく。
望月さんの姿は、その象徴のように感じました。
あなたの一歩が、次の支えになる
もしあなたが、派手な実績よりも「人を支える力」や「コツコツ積み重ねる姿勢」を大切にしたいと考えているなら、この会社はきっと力を発揮できる場所です。
経験よりも意欲を重んじ、挑戦を後押ししてくれる環境で、あなた自身の一歩を踏み出してみませんか。
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書いた人:望月 洋帆
総務部所属。仕事と育児に奮闘中の2児の母。
外部研修・会社訪問を行い日々勉強中。Mrs. GREEN APPLEにハマってます♪
