世の中の様々な分野における 生産の現場 にて、必ず解決しなくてはいけない課題として、「異品(異物)混入」という問題があります。
いろいろな業種はありますが、最終的に「異品(異物)が混入しないようにする」ということは共通の目標だと思われます。
今回は製造現場における「異品(異物)混入」を防ぐ方法や解決策について解説していきます。
異品混入 とは?
まずは「異品(異物)混入」ということが、❝ どんな状態 ❞なのかについて考えていきましょう。
一般的に「異品(異物)混入」とは「想定しているもの以外のものが存在している状態 」のことです。
例えば、部品A しか存在しないはずのところに、部品B が紛れ込んでいるというような状態と言えます。
次に、「異品(異物)混入」が起こってしまうと ❝ なにが問題 ❞なのかを確認していきます。
異品(異物)が混入してしまうと、通常とは異なる仕様の製品ができてしまったり、そもそも、製品の生産自体が止まってしまう場合も考えられます。
これは製造現場に「多品種」の部品が存在し、異なる品種の部品が混在する可能性があるところが問題となってきます。
しかし、このような状況は決して特殊というわけではなく、どの生産現場にも起こり得ることです。
そこで重要となってくるのが、「異品(異物)を混入させない」対策をすることはもちろん、万が一、異品(異物)が混入してしまっても、「異品(異物)を見つけ、排除する」方法です。
それでは、「異品(異物)混入」への対策としてはどんな方法があるのでしょうか?

異品(異物)混入への対策とは?
万が一「異品(異物)混入」が起こってしまった場合、どのような方法で「異品を見つけ、排除する」対策をしているのでしょうか?
部品供給の観点からいくつか具体的な例をあげて考えていきましょう。
画像処理での製品識別
まず1つ目の方法としては「画像処理での製品識別」があげられます。
方法としては、供給装置で運ばれてきた部品の状態をカメラで確認し、正常な状態なのかを判断していきます。
正常な状態をあらかじめ登録しておくことによって、自動的に判別が可能となる為、「人件費の削減」や「効率改善」はもちろん、「人為的なミス」もなくなり、「異品(異物)混入」だけではなく、いくつかの課題も同時に解決できる可能性もあります。
装置の専用化
2つ目の方法としては「装置の専用化」があげられます。
供給装置を部品専用にしておけば、異品(異物)が混入すればエラーが発生し、部品供給ができなくなるため、間違った組み付けによる「通常とは異なった製品」ができるのを防ぐことが可能です。
装置によって、異品(異物)を自動で取り除く機構があったり、装置の分解が簡単で異品(異物)を取り除きやすい等、様々な特徴があるので、製造現場での使い方に合った装置を見極めることが大切ですね。
装置の定期的な点検・メンテナンス
3つ目の方法としては「装置の定期的な点検・メンテナンス」があげられます。
メンテナンスや点検を定期的に行うことによって、部品供給装置内に紛れ込んだ異品(異物)や異品(異物)が混入したことによる装置の異常の早期発見にもつながります。
また、定期点検・メンテナンスを行っていれば、異品(異物)が混入した場合でも、”いつ ”の”なに ”が原因だったのかの確認もしやすくなります。
円滑な生産を行うには装置の定期的な点検・メンテナンスが必要不可欠ですね。
Oリング整列供給ユニット での「異品(異物)混入」の対策とは?
ここまで一般的な製造現場における「異品(異物)混入」について解説してきましたが、ここからは、サイダ・UMS製 Oリング整列供給ユニット では「異品(異物)混入」に対して、どのような対策が取られているのかについて解説していきます。

視認性の高さ
リング整列供給ユニットでは、「シュート部(ワークを整列させるストレート部)」や「ドラム部(ワークを回転させる部分)」が透明の素材を使用している為、装置内を確認しやすい構造になっています。
装置運転中にチョコ停が発生したとしても、”どこで発生したのか ”を迅速に確認することが可能です。
『チョコ停』については、別記事にて解説しています。
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メンテナンス・段取り替えの手軽さ
Oリング整列供給ユニットでは、段取り替えやメンテナンスの際に取り外す箇所は「工具レス」にて取り外し可能です。
定期的なメンテナンスや紛れ込んだ異品を取り出すために「シュート部を分解」したり「ドラム内からワークの取り出し」を行う際には、工具を使わないで作業できるというのは、工具を使う手間や煩わしさを軽減できます。
まとめ
今回は「異品(異物)混入」を防ぐ方法や解決策について解説してきました。
「異品(異物)混入」対策としては、すぐ実行できるものもあれば、しっかり仕様を検討しなくては
いけないものなど、様々です。
現状に適した対処方法を検討し、安心して生産できる環境を整えていきましょう。

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書いた人:平野 遼香
Oリング整列供給ユニット 営業窓口担当。パーツフィーダーについて日々勉強中。ユーザーのみなさんが “知りたいこと” をお伝えできるよう、学んだ内容を情報発信していきます!
最近ハマっているのは、藤井 風。

